里山とは人々が自然に寄り添いながら長い時間をかけて作り上げてきた自然環境をいいます。
田んぼや畑、ため池、草原、樹林、用水路など、人の暮らしと大自然との入口ともいえる里山では地球が生み出した多種多様な生物が「生態系」という循環の中で暮らしています。
そこに足を踏み入れるとどこか懐かしさを感じるのは里山の原風景が日本人のDNAにまで組み込まれているからではないでしょうか。
ところが快適さを追い求めた人間たちは里山を離れ独自の文明路線を歩み始めたために山に芝刈りに行くことも川に洗濯に行くこともなくなり地球が与えてくれる豊富な資源は人々の暮らしの中で循環されることなく荒れ果てたまま放置されているのが現状です。
たわわの里では、都会にはない地方ならではの貴重な資源を再び活かし循環させることで人生に潤いと豊かさを取り戻す「捨てずに活かすプロジェクト」を推進しています。
自然相手ということもあり時間はかかりましたが第一弾「竹害を竹益にぐるり」から始まった活動も現在は、着地点である「子どもの未来づくり」までを視野に入れ、地域活性化に取り組んでいます。
第一弾 放置竹林を竹害から竹益にぐるり
第二弾 要らないものを誰かの欲しいものにぐるり
第三弾 廃棄作物を加工品にぐるり
第四弾 住まなくなった空き家を移住者にぐるり
第五弾 殺処分されるペットを里親にぐるり
第六弾 関わる人の人生が豊かにぐるり
第七弾 子どもの未来が生きやすい世の中にぐるり
設立 2015年10月27日
一般社団法人たわわの里プロジェクト
代表理事 高野暢子
大学在学中に関西俳優協議会最優秀新人賞を受賞し女優としてのデビューを飾る。その後タレントとして「11PM」「ヤングリクエスト」「鳥人間コンテスト大会アナ」などワイドショーやバラエティ番組にレギュラー出演。21年後期NHK朝ドラ「カムカムエブリバディ」岡山ことば指導も務めた。
表舞台以外では関西俳優協議会委員として俳優の地位向上に尽力しつつ松竹芸能はじめ俳優養成所や専門学校の講師として約30年に渡り8000人以上の演技指導を行っている。
近年はそのノウハウを一般社会人向けに自ら開発した《俳優メソッド》とキャリアコンサルタントの資格を軸にビジネス研修や大学のキャリア教育にも活動の場を広げている。
2015年から実家の里山を再生させるべく大阪⇔岡山ニ拠点生活に入り女優が運営する「里山テーマパーク」を開業。
田舎を持たない都会の人の故郷となるべく四季折々の農業体験やイベント、合宿セミナーなど非日常の癒しを提供し今に至る。
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